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オウンドメディアとSNSを併用・活用すると流入効果倍増!? 2つを活用すべき理由・メリット・併用時のポイント等を徹底解説。

更新日:5月27日





オウンドメディアを運用し始めると、多くの企業が“集客の壁”にぶつかります。この記事の読者の方の中にも実際に「なかなか集客できない…」「PV数が伸びない」とお悩みのオウンドメディア担当者さんも多いのではないでしょうか。


集客力向上・改善のための打ち手は色々と存在しますが、中でも「SNSの活用」はおすすめの施策の1つです。SNSをオウンドメディア運営と併用することで、拡散効果によって双方の集客効果を大きく伸ばせたり、Googleからの評価アップに伴ってSEOでの順位向上・流入数増なども期待できます


そこで今回は、オウンドメディアとSNSを併用して運用するメリットや併用時のポイントなどをわかりやすく解説していきたいと思います。併用時に相性の良いSNSなども併せてご紹介しますので、まだSNSを活用していない企業様やオウンドメディアの集客に悩んでいる企業様の参考になれば幸いです。



<この記事を読むとわかること>

  • オウンドメディアとSNSの運用を併用すべき理由

  • SNSの運用を併用することで得られる効果・メリット

  • オウンドメディアとSNSを併用するときのポイント

  • 併用時に相性の良いSNS

 

<筆者プロフィール>

日比 海里 株式会社トリッジ代表取締役 / WEBメディアディレクター・コンサルタント / デザイナー

デザイン・コンテンツ制作運用スキルをベースに、グラフィック・WEBデザインやオウンドメディア運営のサポートを通じてクライアントの課題解決・事業グロースを支援。

 

<目次>

 



マーケティングにおけるSNSの役割の重要性


近年では消費者ニーズも多岐に渡っており、従来のコミュニケーションだけではなかなか消費者の心理や興味関心をとらえにくくなってきています。


そのようなマーケティング環境の中で、重要な役割を担うようになった存在が「SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)」です。日本のSNS利用者は2022年の段階ですでに8,270万人(普及率82%)に達しており(株式会社ICT総研調べ)、その普及率の高さを活かして幅広いユーザーに情報を届けたり、日々蓄積されるSNS利用データを用いて広告配信や製品開発・改善にも活用されています。そのため、現在のマーケティング活動においてはSNSは必須のツールとなっており、あらゆるビジネスの成否を分ける存在になったと言っても過言ではないでしょう。


そんなSNSは、実はオウンドメディアと併用することで双方にとって大きなプラスの効果(特に集客効果)を生み出すことができます。具体的な得られる効果やメリットなどを、事項から解説していきます。




オウンドメディアとSNSの運用を併用すべき理由


オウンドメディアとSNSの運用を併用すべき理由としては、以下の3つが挙げられます。


<オウンドメディアとSNSの運用を併用すべき理由>

  1. 集客の“相乗効果”が生まれるから

  2. Googleからの評価を高められるから

  3. 近年変化しつつある購買プロセスに合わせられるから



①集客の“相乗効果”が生まれるから

オウンドメディアとSNSの運用を併用すべき理由として、最も重要なのが「2つの間に集客の“相乗効果”が生まれる」ということです。


オウンドメディアが持つ「SEOに強い(検索エンジンからの安定的な流入が期待できる)」という特性と、SNSが持つ「拡散性が高い(不特定多数に情報を広められる)」という特性は非常に相性が良く、2つの相互作用によって集客力を大きく高めることができます


その仕組みを図解とテキストで説明すると、以下のようになります。




  1. 消費者が悩み(〜について知りたい等)を解決するべくWebで検索する。

  2. 検索結果に表示されたコンテンツを消費者がクリックして、オウンドメディアに訪問・流入する(=PV発生)。

  3. コンテンツ閲覧を通じて、消費者の心の中で“気づき・共感・感動”を伴いながら、抱えていた悩みが解決される。

  4. 同時に、消費者にはコンテンツ閲覧で芽生えた”気づき・共感・感動”を「共有したい」という想いが生じ、そのコンテンツをSNSでシェアする。

  5. シェアされた投稿がフォロワーのフィードに表示され(拡散され)、その投稿内容が気になったフォロワーがURLをクリックしてオウンドメディアに流入してくる(=PV発生)。

  6. SNSから流入してきたフォロワーがコンテンツを閲覧し、彼らの中にも“気づき・共感・感動”が生まれる。

  7. SNSから流入してきたフォロワーも”気づき・共感・感動”を「共有したい」という想いが生じ、そのコンテンツをSNSでシェアする。

  8. シェアされた投稿がさらに拡散され、多くの消費者にコンテンツが広まっていき、オウンドメディアへの流入数も増えていく(さらにシェア→拡散→オウンドメディアへの流入が繰り返されていく)。



以上のように、オウンドメディアとSNSの2つが相互的に作用することで、集客の相乗効果が生まれ、PVやCVを大きく伸ばすことができます。そのためオウンドメディアを運用する際は、コンテンツがSNSで拡散されやすいような仕掛けを作ったり、公式アカウントを立ち上げて、自ら積極的にSNSで投稿し、オウンドメディアのコンテンツが拡散されるようなアクションを取ると良いでしょう。



②Googleからの評価アップの可能性が高まるから

また、上記のようにオウンドメディアのコンテンツがSNSを通じてシェア・拡散されると、間接的にGoogleからの評価アップ(=SEOでの良い効果)の可能性も高まります


というのも、SNSで投稿・シェアされたリンク自体は被リンク扱いにはならない(nofollow属性が付与される)ため、そこからは直接的なSEO効果は得られませんが、代わりにSNSで発信・シェアされた情報が多くの人に拡散されると「サイテーション(自社のオウンドメディア以外のWebサイト・SNSで、企業名や商品・サービス名などが引用・言及されること)」の獲得が可能になります。


サイテーション自体もSEO効果の有無についてGoogleからの公式見解は出ていませんが、しかしながら自社名・商材名が多くの人の目に触れ、認知され、言及される機会が増えれば、それに伴って様々なWebサイトでオウンドメディアやオウンドメディアに掲載しているコンテンツが参照されやすくなるのは明白であり、その結果として「被リンク獲得→Googleからの評価アップ」の可能性が高まるわけです。


そのためSNSの活用は直接的な流入増だけでなく、SEOの効果としても間接的にプラスに働くため、これがオウンドメディアとSNSを併用すべき理由の1つになっています。



③近年変化しつつある購買プロセスに合わせられるから

上記のような集客効果だけでなく、もう1つSNSを併用すべき理由はあります。それは「近年変化しつつある購買プロセスに合わせられるから」です。


消費者が商品・サービスの購入等を検討するとき、以前まではGoogle等のWeb検索を使って検索するのが一般的でしたが、近年ではSNSを用いて情報収集する人が急増してきています(特に若年層では①まずInstagram内で検索する→②その後に詳細を調べるためにWeb検索を行う、という行動が増えています)。


さらに商材の情報を調べるだけでなく、購入前に「実際に使っている人の評価・口コミ」をSNSで探す・見るなども多くの消費者が行っており、消費者同士が情報を共有する場としてもSNSが積極的に活用されています。


このように近年では消費者の購買プロセスに大きな変化が生まれており、このプロセスに合ったアプローチを行わないと、効果的・効率的に成果を上げていくことはできません。そのような意味でも、オウンドメディアだけでなくSNSの活用・併用が非常に有効になってきています。




SNSの運用を併用することで得られる効果・メリット




以上がオウンドメディアとSNS運用を併用すべき理由となりますが、その他併用することで得られる具体的な効果やメリットなども整理しておきます。主な効果・メリットとしては、以下の5つが挙げられます。



<SNSの運用を併用することで得られる効果・メリット>

  1. 情報の拡散による流入数の増大

  2. 素早い情報伝達

  3. ユーザーの反応が取りやすい

  4. 顧客ロイヤリティを高められる



①情報の拡散による流入数の増大

まず1つめの効果・メリットとしては「情報の拡散による流入数の増大」です。先にお伝えしている通り、オウンドメディアとSNSの運用を併用することにより、サイトに掲載したコンテンツがSNSで拡散され、うまく広がればオウンドメディアに爆発的な集客・流入を生み出します。


オウンドメディアを単独運用しているだけでは、SEOでの集客がほとんど(外部リンクからの流入やダイレクト流入なども多少はありますが)であり、SNSのような爆発的な情報の拡散はまず期待できないので、この点は大きな効果・メリットと言えるでしょう。



②素早い情報伝達

2つめの効果・メリットは「素早い情報伝達が可能になる」ことです。オウンドメディアのコンテンツは、基本的にSEOでの流入が中心となりますが、SEOの場合は効果が表出するまでに一定の時間がかかります(立ち上げたばかりのサイトであれば、効果が出てくるまでに最低でも半年〜1年は必要とされています)。


しかしSNSは拡散機能によって瞬く間に情報を広げることができるため、SNSを用いることでオウンドメディアのコンテンツを素早くユーザーに届けることができます。「効果表出に時間がかかる」というオウンドメディアのデメリットを、SNSがカバー・補完してくれるわけです。



③ユーザーの反応が取りやすい

また、SNSを併用することで「ユーザーの反応が取りやすくなる」点も大きな効果・メリットと言えるでしょう。オウンドメディアのコンテンツはユーザー(読者)からの反応・感想などが得づらいという側面がありますが、SNSであれば気軽に「いいね・コメント」などのリアクションが取れるため、作成したコンテンツに対するユーザーからの客観的な評価を手軽に獲得することが可能です。


特に匿名性のSNSはユーザーが本音・リアルな声を投稿しやすいため、それらを多く集めることができれば、オウンドメディアだけでなく自社商材の改善などにも繋げることができます。



④顧客ロイヤリティを高められる

企業に対する信頼や愛着度を「顧客ロイヤリティ」と言いますが、オウンドメディアとSNS運用を併用することで、その顧客ロイヤリティを高められるのも大きなメリットです。


SNSではユーザーと気軽に繋がったり、双方向コミュニケーションをとることができますが、企業とユーザーとの間でのコミュニケーション・接触機会が増えることで、次第にユーザーから企業に対しての信頼感が醸成され、顧客ロイヤリティが高まっていきます。


ロイヤリティの高い顧客は積極的に周囲に情報を広めてくれるため、オウンドメディアの集客に限らず、最終的な売上増などの成果も期待できるようになります。



 

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オウンドメディアとSNSを併用するときのポイント


以上のように、オウンドメディアとSNSの運用を併用することで多くのメリットが獲得できますが、実際に両者を同時に運用するときは、闇雲に進めてもなかなか期待した成果を得ることはできません。

オウンドメディアとSNSの運用を併用するときは、以下の4つのポイントを押さえることが大切です。



<オウンドメディアとSNSを併用するときのポイント>

  1. 戦略的・計画的な投稿を行う

  2. オウンドメディアのコンテンツとSNSの投稿内容をリンクさせる

  3. SNS投稿はゴールデンタイムに行う

  4. SNSで発信される情報はコントロールできない点を理解しておく



①戦略的・計画的な運用を行う

これはオウンドメディアとSNSの併用に限った話ではありませんが、まず「戦略的・計画的な運用を行う」ことが大前提であり、非常に重要なポイントです。


上にも書いた通り、両者を闇雲に運用しても成果はほぼ得られないと言って良いでしょう。なぜなら、戦略で「現状と目指すべき姿のギャップ(=問題)」を整理することで、初めて「解決すべき課題(=実行すべきアクション)」が見えてくるからです。そしてそれら課題を認識しない限り、オウンドメディアやSNSで「どのようなコンテンツを、誰に向けて制作・投稿すれば良いのか」が明確にならず、PV・CVに繋がらないコンテンツを量産してしまうことになってしまいます。


特にオウンドメディアとSNSは、前述した“集客の相互作用”を生み出すことが最も大切なので、そのためにはあらかじめ運用における目標・成果の設定(KGI)、適切な中間指標(KPI)、オウンドメディアとSNSの連動を意識したコンテンツの作成・投稿計画が必須です。



②オウンドメディアのコンテンツとSNSの投稿内容をリンクさせる

①で「オウンドメディアとSNSの連動を意識したコンテンツの作成・投稿計画が必須」と書きましたが、これをもう少し具体的に表現するなら「オウンドメディアのコンテンツ内容と、SNSの投稿内容をリンクさせる」ということです。この点も運用を併用するときの大きなポイントになります。


何度もお伝えしている通り、オウンドメディアとSNSを併用する大きなメリットは“集客の相互作用”です。オウンドメディアのコンテンツ閲覧で芽生えた”気づき・共感・感動”がSNSでシェア・拡散され、さらにオウンドメディアにユーザーが流入しくる。このような“集客の相互作用”を働かせるためには、オウンドメディアのコンテンツとリンクしたSNS投稿を公式アカウントなどで積極的に行っていき、不特定多数のユーザーに情報を広めていく必要があります。


内容をリンクさせる方法としては、たとえば以下のようなやり方がおすすめです。



<オウンドメディアのコンテンツとSNSの投稿内容をリンクさせる方法>

  • オウンドメディアのコンテンツに4つの見出し(h2)があった場合、その中の1つをピックアップ・要約してSNSで投稿。末尾にオウンドメディアのコンテンツのURLを表記し、詳細が知りたくなったユーザーにURLクリックを促す。

  • オウンドメディアのコンテンツ内容全体を概要としてまとめて、SNSで投稿。末尾にオウンドメディアのコンテンツのURLを表記し、詳細が知りたくなったユーザーにURLクリックを促す。

  • オウンドメディアのコンテンツ内容をQ&A形式に端的に要約した上で、Qの部分をSNSで投稿。末尾にオウンドメディアのコンテンツのURLを表記し、アンサーを知りたくなったユーザーにURLクリックを促す。



③SNS投稿はゴールデンタイムに行う

またSNSの投稿を行う際は、オウンドメディアと内容をリンクさせるだけでなく、投稿が読まれやすい「ゴールデンタイム」に行うのもポイントです。SNSは24時間・いつでも誰でも投稿できるのが1つの特徴ではありますが、実際には読まれやすい曜日や時間帯が存在しています。


たとえばビジネス向けの投稿だと、見られやすい曜日は火・水・木、見られやすい時間は20時台〜21時台と就寝前の24時台になります。これらがSNS投稿におけるゴールデンタイムになるため、この点を考慮して投稿を行うことで、SNSの認知・拡散効果が最大化され、SNSからオウンドメディアに流入してくるユーザーを増大させることができるわけです。




ただし、実際にSNSでの露出に成功すると、その効果は数時間~24時間前後続く傾向があります。加えて、誰がシェアするかによる不確実性も存在するため、「この時間がベスト(確実に効果を最大化できる)」と言い切ることは難しいのが実情です。あくまで“読まれやすい曜日・時間帯が存在する”ということは意識した上で、最終的な投稿スケジュールを決めると良いでしょう。



④SNSで発信・拡散される情報はコントロールできない点を理解しておく

オウンドメディアとSNSを併用するときのポイントとして、SNSが持つ“負の側面”もきちんと理解しておくことも大切でしょう。特に負の側面としてよく挙げられるのは「SNSで発信・拡散される情報はコントロールできない」という点です。


SNSにもよりますが、投稿した内容を後から修正しづらかったり、一度拡散され始めるとそれを止めることもできないため、仮に間違った情報が拡散されてしまうと、いわゆる「炎上」してしまうこともあり得ます。また拡散されていく間に形成されるパブリックイメージもコントロールできない場合が多いので、投稿に対して否定的な意見が広まれば、PRとして逆にマイナスに働いてしまう危険性もあります。


ただし、このような負の側面があるという点をきちんと理解・認識した上でオウンドメディアと併用していけば、リスクを最小限に抑えることも可能なので、あらかじめコンテンツ投稿担当者はSNSリテラシーを身につけておく必要があります。



オウンドメディアと併用する際に相性の良いSNS


最後に、オウンドメディアと併用する際に相性が良いSNSもいくつかご紹介したいと思います。


現在ではSNSが消費者の生活に完全に定着し、それに伴い日々新しいSNSも生まれてきていますが、その中でもこれから取り組む上でスタートしやすいSNSとしてはX(旧Twitter)、Instagram、Facebook、YouTubeがおすすめです。



<併用する際に相性の良いSNS>

  1. X(旧Twitter)

  2. Instagram

  3. facebook

  4. YouTube



①X(旧Twitter)

X(旧Twitter)は、140文字をベースとして、比較的短いメッセージでコミュニケーションが取れるSNSです(「長いポスト」機能を使えば最大25,000文字の投稿も可能)。日本のアクティブユーザー数は約6,600万人で(2023年現在)、リアルタイム性と情報拡散力が強力である点が特徴です。


そのためオウンドメディアと併用して運用することで、まだオウンドメディアのGoogle評価が低い時期でもコンテンツ(情報)を多くのユーザーに広めやすい点が大きなメリットと言えます。BtoB・BtoCどちらのビジネスでも比較的取り組みやすいですが、1日の投稿頻度はある程度確保する必要があります。



②Instagram

画像や動画を気軽に投稿し、ユーザー同士でコミュニケーションが取れるInstagram。アクティブユーザー数は2019年時点で約3,300万人、その4年後の2023年末では約6,600万人まで伸長しており、SNSとしての人気は随一といえます。また10〜20代、女性の利用者が多いのも特徴です。


アクティブユーザー数が多い点は非常に大きなメリットですが、拡散能力としてはそれほど高くなく、投稿にURLを張ることもできないため(プロフィール、ストーリーズなど一部URLを張れる場所もあります)、Instagramからオウンドメディアへの直接流入は見込めません。


ただし、最近では若年層を中心に「まずInstagramで情報収集 → その後もっと詳しい情報が知りたいときはググる」という情報収集行動が定着してきているため、その点を意識したオウンドメディアとの併用利用は効果的。特にBtoCのビジネスでは積極的に活用していきたいSNSでしょう。



③facebook

Instagramと同じMeta社が運営を行っているfacebookは、主にビジネスユースでの利用が多いSNSです。最近ではユーザー離れが進み、アクティブユーザー数はInstagramのおよそ1/3程度の約2,600万人程度となっていますが、この数字も2019年時点の公表値であるため(その後公表なし)、現在はさらにユーザー数が減少していることも考えられます。


しかし実名登録・1人1アカウント制が特徴となっており、前述のとおりビジネスユースでの利用も多いので、他のSNSよりも比較的フォーマルな雰囲気が感じられるSNSです。そのためオウンドメディアと併用する上では相性の良いSNSと言えるでしょう。


またX(旧Twitter)とは違い長文投稿も可能で、予約投稿ができたり、インサイトの分析なども手軽にできるような機能が充実しているのも特徴です。



④YouTube

スマホの普及に伴い、大きく需要が伸びた動画コンテンツ。その動画の視聴媒体として現在最も利用者の多いSNSがYouTubeです。全世界で25億人以上が利用していると言われていますが、今後もさらにユーザー数が伸びていくと予想されています。


YouTubeは動画の視聴が前提となるため他のSNSよりも滞在時間が長く、かつ繰り返し視聴してもらいやすいのでファンを育てやすい点が特徴です。また制作した動画はYouTubeアカウント内にストックされていくため、長期にわたって幅広い層のユーザーと接触することも可能になっています。


さらに動画は近年SEOにおいても重要度が増してきているので、オウンドメディアとYouTubeを併用することでSERPsからの流入にも高い効果を発揮します。



まとめ:戦略的運営を行うことで併用効果を最大化すべし


今回は、オウンドメディアとSNSを併用して運用するメリットや併用時のポイントなどを解説しました。Webマーケティングではオウンドメディアが中心になることが多いものの、近年の消費者ニーズや購買行動の変化を踏まえると、SNSも併用・有効活用していく方が成果を効率的・効果的にあげられるのは間違いありません。


ただし、SNS運用も闇雲に行っても効果創出は非常に難しいため、必ず戦略設計を行い、目標・課題を明確にしてから施策の実行計画に沿って運用していくのがおすすめです。SNSを本格的に運用する場合は、オウンドメディアと同等、またはそれ以上の労力がかかることもあるため、自社の要員・体制なども含めて運用の検討を進めるのが良いでしょう。





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